ホステルで会ったEliの好意に甘え、一週間でホステルを切り上げEliの住まいへ転がり込みました。
お部屋はNorrebroという所にあり、街の中心から自転車で10分程のところでした。アパートの大半を移民が占めていて、Eliは移ったばかりですが「早く出たい」「自分の国にいる気がしない」と落ち着かない様子。
1ルームの小さな部屋で、Eli自身もこの新学期前の部屋探し難期間を凌ぐための一時的な部屋として借りたそうです。
引越し3回目は後編へ続きます。
お部屋はNorrebroという所にあり、街の中心から自転車で10分程のところでした。アパートの大半を移民が占めていて、Eliは移ったばかりですが「早く出たい」「自分の国にいる気がしない」と落ち着かない様子。
1ルームの小さな部屋で、Eli自身もこの新学期前の部屋探し難期間を凌ぐための一時的な部屋として借りたそうです。
寝床を二つ確保するのがやっとのお部屋
キッチン
キッチンのないホステルでできなかった料理を始めてでき
自分の好きなものを食べれたのがとても嬉しかったのを覚えています
シャワーを使うと床がびしょびしょに
トイレも同じ空間にあるので大変でした
中庭
近所の川は癒しの場所
自分もまだ落ち着かないのに私を迎え入れてくれたEli
本当に感謝しています。
色々考えてくれていたようで、(独断と偏見で勝手に)部屋見学の予約を入れて
「明日5時に○○へ見に行ってきなさい!」と突然言われたり、
「昔ちょっとデートした人の所にスペアルームがあるからそこでいいわ!」
と(人の意見も聞かずに)連絡を取り、その日のうちにその人の所へ行ったり・・。
突然昔の彼女から連絡がありアジア人を連れて来られたそのおじさんも、もちろん私も、戸惑いと驚きの混じった初対面となりました。
おじさんは快く迎え入れてくれ、Eliの所へ移った数日後、第二の部屋へ引っ越しました。
場所はFrederiksbergというCopenhagen内にある別の市で、高級住宅地になります。
家賃は破格の2000Kr(40000円弱)。しかも私が支払ったお金は壺に入れ、そこから食費は出していいというありえないような好条件。
ここでやっと住所特録をし、CPRナンバーを貰い学校へも通い始めることができました。
生活の基盤を整えることができた思い出の場所です。
メトロからもほど近い、閑静な住宅地でした
私が入る前の部屋の様子
キッチンダイニング
この他に広めのバスルームとおじさんの部屋
大きな公園が近くにあり、よく散歩へ行きました
とても大きくて一見怖そうなおじさん50歳
初対面の時はこの人とうまく生活できるかどうか不安でしたが
Eliの「ナイスガイよ!優しいのよ!」との言葉を信じました。
何年も前に離婚して、その人との間に2人の子どものいるおじさん。
ずっと一人暮らしで寂しかったのもあったせいか、つかの間の共同生活を楽しんでくれ、とても親切にしてくれました。
見かけによらずとても小心者で、女性には強く出れない典型的?デンマーク人男性のおじさん。
1ヶ月後に付き合っていたベトナム人の彼女が結婚するために来るということになり、私は新部屋を探すことになりました。
おじさんの作ってくれたスモーブロ
「結婚するならアジア人女性が僕たちデンマーク人男性は合うね。デンマーク人女性は強すぎて・・もっと若い時にそれが分かっていればなぁ・・。」とぼやいていました。
実際学校にも、若いアジア人(フィリピン・タイ・ベトナムなど)と年配のデンマーク人男性の夫妻がたくさんいました。
後日談になりますが、どうやらおじさんはEliに結婚したことを伝えてなかったらしく、私からそれを聞いたEliは怒り心頭!「なんなのよ!言ってくれたっていいじゃない!」と、ちょっと寂しそうな様子もありました。
この辺の関係性はよく分かりませんね。
引越し3回目は後編へ続きます。