・家を探す時期
デンマーク、特にコペンハーゲンを始めオーフスなどの人が集中している地域は慢性的な物件不足で、特に新学期が始まる9月前後は世界各国から何千という学生が来るため本当に競争が激しいです。
できるなら7~9月は避けたほうがいいと思います。
・見学の際
女性一人なら、できれば誰かと一緒に行く、もしくは部屋のドアは締めないようにお願いするなど、防犯対策をしたほうが賢明です。
別段犯罪があった話は聞きませんが、何かあってからでは遅いので。
・契約
知り合いだから、友だちだから、自分はいい人だから・・などいろいろな理由をつけて契約書を作らず、現金の手渡しで家賃・デポジットを払う物件があります。
自身の経験も踏まえ、これは本当におすすめしません。
「家賃を払ったはずなのにまだだと言われた(重複請求)」
「何も壊していないのにデポジットが返ってこなかった」
「突然立ち退きを言い渡された」
など、いざという時に契約書や支払いの証拠がないと自分を守ることができません。
「面倒なこと言うと嫌がられるかな?」「住まわせてくれなかったらどうしよう」と思うかもしれませんが、後々のトラブルになりかねないことを考えれば、きちんとした手続きを踏んでくれないところはやめたほうがいいです。
渋る相手には、「お互いの権利を守るために、作りましょう」と持ちかけましょう。
一般的な契約書はここで手に入ります。デンマーク語なので、当たり前ですがきちんと説明してもらった上でサインが賢明です。
その際許可を取ってその説明を録音しておくのもいいかもしれません。
・デポジット詐欺
物件を見つけ、オーナーと連絡をとった際、帰ってきた返事が以下のようだったらそれは99.9%詐欺です。
「自分は今海外にいる」
「家は空いているけど中を見せることはできない。住所を伝えるので外観を見て」
「身元を確認したいからパスポートのコピーを送って。自分も送る(偽物)」
「デポジットと前家賃を払ってくれたら鍵を送る」
大体Money gramかwestern unionなど経由を指定されます。
振り込んだら最後、連絡が途絶えるパターンが多発しています。
物件の写真はとても綺麗です。
家賃は相場より安めが多いです。街中で、1Rまるまるで、家賃が6000KR以下だったら気をつけましょう。
私も含めブログから連絡を下さった方たちも、初めは事情も分からないので藁にも縋る思いで連絡を取っていました。
振込こそしなかったものの、メールのやりとりやこれが詐欺だと気づくのに費やした時間はとても無駄です。
おかしいな?と思ったらすぐに連絡を断ちましょう。
相手のメールアドレスを検索にかけると、Spam List(詐欺リスト)に乗っている場合もあります。
見学ができない、対面できない物件は信用しない方が得策です。