2014年6月4日水曜日

デンマーク(コペンハーゲン)・部屋の探し方③ 私の住居変遷-引越し4回 後編-

ホステル一週間、Eli(ホステルで会ったデンマーク人女性)の家3日間、おじさん(Eliの元デート相手)のもと1ヶ月半。
運が良かったとは思いますが、短期間に移動を繰り返しさらにまた新しく探さなくてはならなくなり、少し疲弊していました。
おじさんも友人に当たってくれ、「家賃なし。一日一食作ってくれたらいい」などの条件のところもありましたが、たまたま出会った日本人が友人(セネガル人)と2人で住んでいる3LDKの1部屋貸してくれるとのことでそこへ。
コペンハーゲンの中心。Kongens Nytorvへ引越しです。

年季の入った素敵な部屋でした
 バルコニーからはメイン通りが一望
 雪が降った時
 年始のクイーンパレード
 共有リビングではたくさんパーティもしました

ここは二部屋10000Kr+光熱費もろもろをもう一人の日本人のこと割り、さらに室内洗濯代や新しく買った掃除機などをメインのルームメイトに請求されたりと何かと出費の多いところでした。
立地から言えば妥当な家賃だったと思いますが、契約書を作ってくれず、オーナーも信頼できず、またそれを全部やり取りしていたセネガル人ルームメイトとも反りが合わず・・
楽しかったことも辛かったことも色々あった場所です。

ここで学んだことは、どんなに素敵な場所でも一緒に住む人が合わなければ全てが霞んでしまうということです。
賃貸トラブルはよく聞きますが、勝手に部屋に入られたり、セクハラまがいのことをされたり、お金を貸してくれと言われたりとストレスが溜まりました。
5ヶ月後私ともう一人の日本人が出る時も結局デポジットで揉め、半分ほどしか返ってきませんでした。

またこの時の引越しは、新しく契約しようとしていたところが突然キャンセルになり、家財道具を抱えたままあわやホームレスになる自体に。
しかしこれまたありがたいことに知り合いの方が同じストリートの大きなアパートに一人で住んでいる友人を紹介して下さり、急遽そこへ転がり込むことになりました。

第四の部屋、これが現在の住まいになります。

引越ししたての頃
前のところから200メートルほどだったので
友人の手を借りて運びました
3階まで文句も言わずに運んでくれた友人たち
本当に皆さんに感謝です

アパート自体は4LDKで私の部屋は6畳ほど、60代のチェコ人のおばさんLenkaがオーナーです。
Lenkaと家賃の相談した時に「いくらにしようかしら・・・一日100Krにしてみる?うーんそれじゃ高すぎるわ。月2000Krにしましょう。」と言い出し・・・。
この物価の高いデンマークで、しかも最も高いと言われている地区で、この会話は滅多に成り立ちません。
「安すぎるよ」と言うと、「だって友だちの知り合いだもの。いいのよ。」と。

とても優しく、温かく、面白いLenka.
引っ越してしばらくは、反動もあり心地よさを噛み締める日々が続きました。
一緒にご飯を食べたり、おしゃべりしたり、デンマーク語の宿題を手伝ってくれたり、私の友人が来るときは快く泊まってもいいと言ってくれ、本当に感謝をしきれません。


ここは8月いっぱい居れる予定なので今またその後の住居を探しています。