2014年7月10日木曜日

デンマーク語の勉強② カリキュラムについて



住民登録をし、CPRナンバーを取得するとデンマーク語の学校に通うことができます。
この費用はKommune(学校のある地区)が負担してくれるので、無料でデンマーク語を学ぶことができます

デンマーク、特にコペンハーゲンはお年を召した方か高校生以下以外は本当に皆さん英語が喋れます。
それも第二外国語とは思えないレベルの高さで。
学校で10年以上英語を勉強してきたはずの私たち日本人は、何を学んできたんだろうと常々感じてしまいます。
話はそれましたが、そういうわけで英語さえできれば日常生活はデンマーク語がなくてもさほど困りません
ただ、仕事をするとなるとやはりデンマーク語は必要です
また、個人的に最初の2レベルくらいまでクリアすると街や駅の標識や、広告に書いてあることの意味、役所から送られてくる手紙の大まかな内容などが分かるようになり、暮らしやすく、また情報が分かることで楽しみも増えました

 フリーマーケットのチラシ
「土曜、日曜にアンティークフリーマーケット開催」
 アパートの住人用掲示
「パーティするのでうるさくしたらごめんなさい」

なのでデンマーク語は必要ない!と初めから手を引くのではなく、せっかくの機会なので少しでも始められることをお勧めします


前置きが長くなりましたが、カリキュラムは学校によって多少差がありますが、大体以下のようになっています。

Module1~6まで(英検で例えるなら5級から1級のようなもの)あり、各モジュール3ヶ月から4ヶ月で試験となる。

クラスはDU1~3に分かれており、それぞれの就学バックグラウンドに合わせて配置される
大体大学卒業レベルで英語が喋れればDU3、もしくは2に配置。更にインテンシブクラスがあり、希望すれば入れるがこれはドイツ語やスウェーデン語など似た言語を習得してる人向けのクラスでもありレベルが高い。

・時間帯は午前、午後、夕方があり、週2~4回クラスがある。
オンラインで受講できるクラスもあり、テストの時にのみ学校へ来て受験する。

・公休や春休み、夏休みなど休みがあり、特に夏の間は6月末から1ヶ月半近く授業がない。(その間夏休み用のクラスに入ることもできる。)
とにかく休みが多いイメージです。週2回クラスだと、物寂しく感じることもありました。

教科書は学校によって違う。レンタルの場合もある。

また、申し込んですぐ始められるわけではなく、カウンセリング→学校側がKommuneへ確認→Kommuneが認可し学校側へ支払う→クラス配置というプロセスがあるので長いと1ヶ月以上待たされることもあります。
早く勉強したい場合はなるべく早めに学校へコンタクトをとった方が良いです。
また、途中で学校を変更したい場合はKommune側が支払ったModuleが終了するまで変更することができません。
Moduleを終了する前に、学校側へ告げ、Kommuneへ支払い請求しないよう伝えましょう。